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自社工場の課題を解決できる!クーラントろ過装置大全「くらろか」 » 加工液の課題と解決方法

加工液の課題と解決方法

加工液とは、切削や研削といった加工時の「熱を冷却する」「摩擦を抑える」などの役割を持つ液体。切削液、クーラント液とも呼ばれます。

加工液を使用することで工作機械の動作がスムーズになる、工作物の品質向上が望めるといったメリットを得られますが、この加工液は消耗品。日常のメンテナンスや定期交換などを怠ると、徐々に劣化して思わぬトラブル発生につながることがあります。

このカテゴリでは、加工液の劣化を招く原因と影響、メンテナンスや交換頻度を低減するための方法、研削スラッジと呼ばれる切粉が引き起こす問題などについてまとめました。トラブルを減らして品質向上を目指すためにも、ぜひ情報をチェックしてみてください。

研削スラッジを除去する方法

研削加工時に、工作機械から出る微細な切粉をスラッジと呼びます。このスラッジは機械が作動している間ずっと発生し続けるものであり、クーラント液中にも混入。これを放置しておくと、「工具の寿命悪化」「クーラント液の腐敗」といった、さまざまな悪影響を引き起こします。ここでは、そんな研削スラッジの悪影響と、それを除去する方法についてご紹介します。

研削スラッジを除去する方法を詳しく見る

ろ過フィルターの寿命を延ばす対策

ろ過フィルターとは、研削・切削加工などで発生したスラッジや異物を回収して取り除くためのもの。製品や使用環境によって寿命は異なりますが、ろ過フィルターは消耗品となっています。決して安いものではなく、できるだけ寿命を延ばすことが大切ですが、そのためにはどのような取り組みを行ったらよいのでしょうか。情報を見ておきましょう。

ろ過フィルターの寿命を延ばす対策を
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クーラント液の劣化を防止するためには

工作機械のスムーズな動作や、発生した熱を冷ます働きを持つクーラント液。常に循環して役割を果たしており、いずれは劣化するものですが、この劣化を防いでメンテナンスや交換頻度を減らす方法があります。ここではその方法と、クーラント液が劣化する原因についてまとめていますので、参考にしてください。

クーラント液の劣化を防止する方法を
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【研削加工向け】
クーラントろ過装置の
おすすめ3選

機器から発生するスラッジを、ろ過する装置をクーラントろ過装置といいます。使用用途に応じて様々な製品があるので、『目的にあったクーラントろ過装置か』『スラッジの特性にあった装置か』を見極めましょう。

3μ以下の”細かい”スラッジを 全てろ過できるフィルターろ過装置
サンメンテナンス工機
引用元:サンメンテナンス工機公式サイト(https://www.smk-web.co.jp/index.html)
ろ過できる主な材質
  • 超硬、セラミック、鋳物などの脆性材
こんな工場向け
  • 3μ以下の細かいスラッジをろ過したい
  • 二次処理として使用したい
  • 他の装置でろ過しきれなかったスラッジを除去したい
最大200l/分と”大量の”ろ過ができる 遠心分離機
東都セパレーター工業
引用元:東都セパレーター工業公式サイト(https://centrifuge-tsk.com/)
ろ過できる主な材質
  • 超硬、セラミック、鋳物などの脆性材
こんな工場向け
  • 100ℓ以上ろ過したい
  • 一次処理として使用したい
  • ランニングコストを抑えたい
高磁力で5μm以下を ろ過できる”金属スラッジ向け”の マグネットセパレーター
住友重機械ファインテック
引用元:住友重機械ファインテック公式サイト(https://www.shi-ftec.co.jp/)
ろ過できる主な材質
  • アルミ、スチール、鉄などの金属素材
こんな工場向け
  • 金属素材をろ過したい
  • 一次処理として使用したい
  • 金属スラッジを除去したい
加工方法別!
クーラントろ過装置
おすすめ3選
jaJA