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住友重機械ファインテックは、切削盤などの工作機械と、それに付随するクーラント処理装置を開発しているメーカー。マグネット式やサイクロン式のろ過装置についてリサーチし、その特徴をまとめました。
FINE MAGは、マグネットでスラッジをろ過するクーラントろ過装置です。その絞り性能と寿命の長さ、そしてろ過性能の高さがポイントととなっています。
スラッジを絞る部分には、絞りローラー強制駆動方式を採用。ローラーがスリップしないので、水切り性能が高いことが特徴です。スラッジを吸着するマグネットは、マグネットドラム部分に特殊効果処理を施しており、傷がつきにくい設計。初期の性能を長期間維持することができます。また、マグネットの配列を磁場解析技術に基づいて決めており、吸着力が向上しています。
これらの性能の高さに加え、駆動系にスラッジや砥粒が混入しにくい構造を採用し、耐摩耗性が向上。駆動系の耐久性が増したことで、メンテナンス性や寿命が向上しています。
ろ過精度 | 公式HPに情報がありませんでした。 |
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処理流量 | 20リットル/分(K-4の場合) |
対応油種 | 機種によって水溶性、油性に対応 |
切粉材質 | 公式HPに情報がありませんでした。 |
サイズ | 公式HPに情報がありませんでした。 |
歯切盤などで使われる切削油の中から、磁性体の切粉を取り出してろ過、搬送・排出するための装置です。ステンレス製のローラーの中にマグネットが内蔵されており、これを使って磁性体の切粉を吸着します。吸着された切粉はローラーを乗り移って排出される仕組みとなっています。湿式、乾式のどちらにも使用できるように設計されました。
ろ過精度 | 100mm~ |
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処理流量 | 30リットル/分(RM1.5Aの場合) |
対応油種 | 公式HPに情報がありませんでした。 |
切粉材質 | 公式HPに情報がありませんでした。 |
サイズ | 公式HPに情報がありませんでした。 |
ポンプを使ってクーラント液を圧送し、液の流れの中で渦が生まれます。これによって比重の大きいスラッジは遠心力で分離されます。スラッジを含むダーティ液は濃縮して排出されます。
この方式のメリットは、遠心力による分離を行うのでろ紙やフィルターが不要なところ。メンテナンス性や、コストパフォーマンスに優れたクーラントろ過装置となっています。
ろ過精度 | 10μm |
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処理流量 | 50リットル/分(FC-05の場合) |
対応油種 | 水溶性クーラント |
切粉材質 | 公式HPに情報がありませんでした。 |
サイズ | 公式HPに情報がありませんでした。 |
クーラントろ過装置には、さまざまなバリエーションがあります。ろ過方式や処理量、対応するクーラント液の種類などによって製品を選ぶ必要があります。このサイトでは、解決したい課題別にクーラントろ過装置をピックアップし、リサーチした結果をまとめました。ぜひ製品選びの参考にしてみてください。
マシニングセンタのクーラントタンクに細かいスラッジが溜まり、ラインを停めてタンク清掃を都度行う必要がありました。メンテナンスの回数が多くて生産性が上がらないこともあり、FINE MAGを導入することに。結果、スラッジの堆積が目に見えて少なくなり、清掃費用やクーラント液費用が大きく削減できました。今は半年に1回の清掃を行っていますが、ゆくゆくは1年間清掃せずに済むようにしたいと考えています。
住友重機械ファインテックは、精密研削盤を中心に、クーラント処理装置も開発・製造しているメーカーです。研削盤を使用していると悩みのタネとなるクーラント液の処理についてもノウハウがあり、クーラント処理装置も開発しています。平面研削盤、アンジュレーター、クーラントシステムの3つを事業の柱とし、技術革新と生産性の向上をサポートしています。
本社所在地 | 岡山県倉敷市玉島乙島8230 |
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電話番号 | 086-525-6281 |
公式HP | https://www.shi.co.jp/ |
機器から発生するスラッジを、ろ過する装置をクーラントろ過装置といいます。使用用途に応じて様々な製品があるので、『目的にあったクーラントろ過装置か』『スラッジの特性にあった装置か』を見極めましょう。