ノリタケカンパニーリミテドは、研削・研磨の技術や、セラミックを加工するエンジニアリング事業など幅広い技術をもった企業。エンジニアリング事業で展開しているろ過装置に注目し、同社のろ過装置製品の強みや特徴をまとめてみました。
引用元：https://www.noritake.co.jp/products/eeg/parts/detail/3/
強力な遠心力で、高効率な分離ろ過を実現する装置です。最大で3000Gにものぼる遠心力が特徴。分離されたスラッジは強力に脱水されるので、低含水率の状態で回収することができます。ステンレスで接液部を製造している高精度型は耐腐食性能にも優れたものとなっています。
また、分離ろ過、脱水、スラッジ排出、洗浄まで全自動運転が可能。人件費の削減にもつながります。
| ろ過精度 | 2.3μm |
|---|---|
| 処理流量 | 20～40リットル/分(NCX-50Gの場合) |
| 対応油種 | 公式HPに情報がありませんでした。 |
| 切粉材質 | 公式HPに情報がありませんでした。 |
| サイズ | 800mm×1500mm×1800mm |
引用元：https://www.noritake.co.jp/products/eeg/parts/detail/22/
ホーニング加工、ラッピング加工、超仕上げなどで発生する超微粒子スラッジを90%以上回収できる、精度の高さがメリットのろ過装置です。ゴムローラーを最適化設計することでスラッジの脱水率を高めることに成功しています。
ドラムの表面を硬化処理し、高耐久性を実現。処理液流路を独自開発し、駆動部分の耐摩耗性も高められています。加えて、シンプルな構造でメンテナンス性にも優れるというメリットもあります。
| ろ過精度 | 5μm |
|---|---|
| 処理流量 | 20リットル/分(MDKW-6の場合) |
| 対応油種 | 公式HPに情報がありませんでした。 |
| 切粉材質 | CBNやダイヤモンド砥石を用いた精密加工における超微粒子スラッジなど |
| サイズ | 公式HPに情報がありませんでした。 |
引用元：https://www.noritake.co.jp/products/eeg/parts/detail/4/
サイクロン式のろ過装置で、遠心力を使ってクーラント中の粒子を外周部へと集めることができます。この粒子は、回転しながら下方へと沈んでいき、排出されます。ダーティ液も横から排出され、クリーン液が上部から排出されて再度利用されます。
独自の発泡抑制機構を搭載し、サイクロン式の課題となる発泡を改善している点も見逃せません。なお、サイクロン部はステンレスなどよりも耐摩耗性に優れたナイロン樹脂が採用されています。
| ろ過精度 | 公式HPに情報がありませんでした。 |
|---|---|
| 処理流量 | 公式HPに情報がありませんでした。 |
| 対応油種 | 公式HPに情報がありませんでした。 |
| 切粉材質 | 公式HPに情報がありませんでした。 |
| サイズ | 公式HPに情報がありませんでした。 |
引用元：https://www.noritake.co.jp/products/eeg/subs/detail/173/
ベルトが前後にスクロールする、ノリタケの設計したベルトフィルター式のろ過装置です。エンドレスベルト方式と比較すると、ベルト長を長くとることのできる「リターンベルト方式」となっており、フィルター交換頻度を減らすことができます。
ろ過を行い液面が上昇すると、液面センサーで目詰まり検知を行い、絞りローラーで脱水。フィルターがある程度進むと後退動作を行ってフィルターを再度使用できる仕組みです。
| ろ過精度 | 20μm 90％以上 |
|---|---|
| 処理流量 | 150L～1,000L/min |
| 対応油種 | 公式HPに情報がありませんでした。 |
| 切粉材質 | 公式HPに情報がありませんでした。 |
| サイズ | 930 mm×794 mm×800 mm（※NDBF-15型） |
引用元：https://www.noritake.co.jp/products/eeg/subs/detail/173/
逆洗開始圧力まで形成されるケーク層で、ケークろ過を行うろ過フィルターです。テーパ形状の穴で目詰まりが少ないよう設計されており、逆洗も効果的に行えるのが特徴。ステンレスエレメントは耐久性に優れており安定した逆洗を維持できます。
滑らかな表面を持っているため高いケーク剥離性を実現しており、電解研磨でさらに剥離性を高めています。ろ過面はパイプのため支持体を必要とすることなく、長期間にわたって使用し続けられるでしょう。
| 目安処理量 | 10～70L/min |
|---|---|
| 標準ろ過時間 | 5～10分 |
| 標準逆洗時間 | 20s |
| 材質 | フィルターエレメント：SUS316L |
クーラントろ過装置の中には、ろ過方式やろ過精度、処理できる水量など、さまざまな種類があります。これらの中から導入する製品を選ぶためには、自社の課題に適したものを選ばなければなりません。このサイトでは、課題ごとにおすすめの製品を選んでご紹介しています。ぜひろ過装置選びの参考にしてみてください。
公式HPに情報がありませんでした。
ノリタケカンパニーリミテドのろ過装置に関して、導入の流れは公式HPに記載されていませんでした。ただし公式HPにはお問い合わせフォームが用意されているため、導入を検討している場合などはそちらから連絡が可能です。問い合わせ先は「エンジニアリング事業部」となっています。
また、問い合わせフォームからはカタログの請求も可能です。他社製品との比較・検討を行いたい場合は、新規登録フォームから情報を登録すれば全てのカタログを無料で閲覧できますよ。
ノリタケカンパニーリミテドは、工業機材、エンジニアリング、セラミック・マテリアル事業、食器事業の4つの柱で成り立っている会社です。工業機材については、研削・研磨工業の総合メーカーとして研削砥石やダイヤモンド・CBN工具、研磨布紙などを製造しています。エンジニアリング事業では加熱、焼成、混合、ろ過、切断などの技術を活かし、特に研削研磨加工工程江必要になるろ過装置でのソリューションを得意としています。
1904年に洋食器の製造を目的として創立されたノリタケカンパニーリミテドは、セラミックスの技術を磨き上げ、核として新規事業を開拓しながら現在に至ります。食卓に関わる事業のほか、自動車などの機関産業や半導体などの先端技術産業まで、幅広い分野で製品や技術を提供。人々の生活基盤を支えるために様々な事業を提供しています。
創立当初から輸出を通じて海外とも深いかかわりを持っており、グローバルな見地から独自のアプローチを行ってきた点も同社の特徴。「良品」「輸出」「共栄」の3点を大きな軸として、会社や事業にかかわっている全ての人が繁栄と幸福を分かち合えるよう取り組んでいます。その結果として、顧客だけではなく社員全員が日常業務の中で倫理規範の具体化に励んでいます。
| 本社所在地 | 愛知県名古屋市西区則武新町3-1-36 |
|---|---|
| 電話番号 | 052-561-7111 |
| 公式HP | https://www.noritake.co.jp/ |
機器から発生するスラッジを、ろ過する装置をクーラントろ過装置といいます。使用用途に応じて様々な製品があるので、『目的にあったクーラントろ過装置か』『スラッジの特性にあった装置か』を見極めましょう。
引用元:サンメンテナンス工機公式サイト(https://www.smk-web.co.jp/index.html)
引用元:東都セパレーター工業公式サイト(https://centrifuge-tsk.com/)
引用元:住友重機械ファインテック公式サイト(https://www.shi-ftec.co.jp/)
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