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三進製作所は、水処理の総合技術に優れたメーカー。ろ過装置をはじめ、排水処理用機器などの製造を行っています。そんな三進製作所のろ過装置について、特徴や性能をまとめました。
カートリッジ式の精密ろ過機です。長年にわたって培ってきたろ過技術と改善改良により、安定したろ過精度を誇ります。また省スペース化と低ランニングコストが特徴です。樹脂でつくられているため、錆や腐食がなく、軽量設計となっています。
カートリッジは、糸巻き、メルトブロー、活性炭、ろ紙など、素材の違うものを交換して使うことができます。カートリッジの交換はワンタッチで開閉できるフタが用意されており、操作性に優れたろ過装置となっています。
ろ過精度 | 公式HPに情報がありませんでした。 |
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処理流量 | 700~1,200リットル/時間 |
対応油種 | 公式HPに情報がありませんでした。 |
切粉材質 | 公式HPに情報がありませんでした。 |
サイズ | 264mm×511m×825mm |
F30型は、2000リットルまでの中容量のメッキ液や洗浄液、工業用水のろ過に適した精密ろ過機です。プリコート回路が設けられているため、精度の安定したろ過が可能です。ろ材には、方線葉状のものを使用。設置面積あたりで考えると大きなろ過面積があり、効率よくろ過できる設計になっています。
組み込まれているポンプには渦巻きポンプを採用。グランドパッキング式とメカニカルシール式が用意されていますが、メカニカルシール式は液漏れがなく、作業環境が改善すると言うメリットがあります。漏液の処理費用がかからず、メンテナンスコストを下げることが可能です。
ろ過精度 | 公式HPに情報がありませんでした。 |
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処理流量 | 6,000~12,000リットル/時間 |
対応油種 | メッキ液、アルマイト液、芒硝・紡糸浴、洗浄液、工業用水など |
切粉材質 | 公式HPに情報がありませんでした。 |
サイズ | 710mm×660mm×1,285mm |
クーラントろ過装置には、ろ過方式や容量、効率、ろ過精度など、さまざまなバリエーションがあります。ろ過装置を選ぶときに重要なのは、自社の課題に合った性能や方式のものを選ぶこと。このサイトでは、課題別におすすめのろ過装置をご紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
製造ラインから排出される排水は、引き取り処分としていました。しかし懸濁物質が混入したままの排水は引き取り価格が高いという悩みがありました。懸濁物質をろ過してから引き取ってもらい、排液処分費用のコストダウンのために導入をしました。
ろ過した排液を引き取ってもらうようになって、コストが下がったことはもちろん、自動脱水ろ過機を導入したので人件費の負担も小さく済んでいます。
三進製作所は、水処理の総合的な技術を保有しているメーカー。工業用ろ過技術にも優れており、排水処理のソリューションを提案しています。技術研究所を2022年に開設し、ますますその技術研究が進んでいる同社は、ろ過機、廃水処理用機器、そしてリサイクル機器を製造しています。研究所での成果が実用レベルになることで、今後さらに優れたろ過装置の提案が期待されるところです。
本社所在地 | 愛知県名古屋市中村区亀島2-22-2 |
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電話番号 | 052-451-7291 |
公式HP | https://www.sanshin-mfg.co.jp/ |
機器から発生するスラッジを、ろ過する装置をクーラントろ過装置といいます。使用用途に応じて様々な製品があるので、『目的にあったクーラントろ過装置か』『スラッジの特性にあった装置か』を見極めましょう。