[linguise]
研削加工の課題を解決できる
What is a coolant filtration device?
サンメンテナンス工機は、超精密加工の技術開発や製品開発を行っている技術力の高いメーカー。独自の技術やノウハウを活かしたろ過装置について、製品の特徴や強みをリサーチしました。
長年培った濾過技術で開発した高性能ファイバーの濾紙を採用することで、3㎛以下の細かいスラッジを除去できる装置。加工精度が高まるのと同時に、工作機械やクーラント液の長寿命化を実現できます。
世界初(※)の「Wカプラ方式フィルター」で、濾過した液体を貯める貯水槽をなくし、作業中に濾過した液体が飛び散るのを防止。クリーンな作業環境を保て、労働環境の改善にも貢献できます。
ろ過精度 | 3μm以下 |
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処理流量 | 水溶性の場合20リットル/分、油性の場合15リットル/分 |
対応油種 | 研削用油、水溶性研削切削液、水グリコール、脂肪酸エステル、鉱物油、放電加工油 |
切粉材質 | 金属酸化物、金属スラッジ、超硬スラッジ、セラミックスラッジ |
サイズ | 440mm×660mm×1,201mm(SGL-1の場合) |
高精度ながら、タッチ操作方式のコントロールパネルを搭載した、操作性の高いモデルです。何らかのトラブルでフィルターのケース内が一定の圧力を超えた場合や、液漏れが発生したときは、センサーが異常を検知して自動停止します。
また、スタイリッシュなデザインを採用し、顧客に合わせてデザインのカスタマイズも可能。かっこよく目立たせることで、広報のPRなどにも活用できるでしょう。
ろ過精度 | 3μm以下 |
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処理流量 | 10~40(L/min) |
対応油種 | 研削用油、水溶性研削切削液、水グリコール、脂肪酸エステル、鉱物油、放電加工油 |
切粉材質 | 金属酸化物、金属スラッジ、超硬スラッジ、セラミックスラッジ |
サイズ | 1,081×500×1,310(L×W×H) |
多量のスラッジが含まれていたり動粘度の高い加工液・作動油であったりすると、ろ過精度を維持するためには、フィルターに通す前のスラッジ除去作業が欠かせません。OWLは、その除去作業に使用する遠心分離装置です。
最大2500Gまでの遠心力に対応可能です。高い遠心力で低含水率スラッジをしっかりと回収することができます。丈夫でシンプルな構造設計の採用により、価格も抑えている点もところも注目ポイントです。また、メンテナンスのしやすさも特徴といえます。
処理流量 | 10~30(L/min) |
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対応油種 | 公式HPに記載がありませんでした |
重量 | 500kg以上 |
サイズ | 1060×600×1551(L×W×H) |
30年間以上の長きにわたって積み上げてきた濾過技術とフィルター技術を生かした、高い付加価値のあるオーダーメイドろ過システムです。工作機械の故障発生頻度を低減させることができるのが特長です。このシステムを使用するお客さんの「ものづくり力」を向上させることを第一の目標として掲げ、開発されました。
内圧式フィルターと外圧式フィルターの、それぞれ良いところを取り入れて設計したろ過フィルターです。高性能ファイバーのろ紙を使用しているので、より精度の高いろ過が可能になります。
精度が高ければ、おのずと加工機の寿命を延ばすことにつながりますし、また、コスト削減も実現できます。油性の液体であっても水溶性の液体であっても、問題なく扱うことができます。また、使ったあとにはワンタッチで交換できるので、手間がかかりません。
サイズ | φ300×281mm |
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重量 | 5.25〜6.31kg |
対応油種 | 研削用油・水溶性研削・切削液など |
クーラントろ過装置は、製品によってろ過方式や精度など様々なタイプがあります。スラッジが除去しきれないといった失敗を防ぐためにも、製品の特徴を理解したうえで、自社の課題に適した製品を選ぶことが大切です。
This site課題別におすすめのクーラントろ過装置をご紹介しています。加工精度や工作機械の劣化に課題を感じている企業は、ぜひ参考にしてみてください。
以前使用していたろ過装置は、フィルター交換に手間がかかるうえに、研削油がきれいにならないという課題がありました。特にフィルター交換時に珪藻土の粉が舞ってしまい、そのたびに掃除が必要になる状況でした。
サンメンテナンス工機のろ過装置に切り替え後は、研削油がとてもきれいになり驚きました。フィルター交換に手間がかかることもなく、加工に集中できているのは大きなメリットです。
他社のフィルターや濾過装置では、価格面や交換の手間などの課題から新しいろ過装置の導入を検討。これまでは、スラッジが溜まった研削液のタンクを二人がかりで交換していました。
サンメンテナンス工機の装置を導入後は、フィルター交換だけで作業完了。さらに、加工をしながらフィルター交換ができるようになったことで、30分程度かかる交換作業中も、継続して加工ができることで生産性が向上しました。
超硬刃具の再研磨および製造を専門的に扱っている会社による導入事例です。使用していたフィルターのろ過性能が充分でないことや交換に手間がかかることなどを自社の課題として抱えていたため、サンメンテナンス工機の製品導入を検討するに至りました。導入の決め手となったのは、ろ過性能の高さでした。
導入後は、かつて使用していたフィルターの不便さから解放され、効率よくろ過をすることができるようになりました。
労働安全衛生法施行令改正に対応すること、そして産廃処理の削減を実現すること、この2点をクリアするために、精密ろ過装置・フィルター(FWC)を導入しました。サンメンテナンスのフィルターが、簡易的であるにもかかわらず微細スラッジを数時間でしっかりとろ過してくれるその仕事ぶりを目の当たりにしたことが、導入をきめたきっかけです。
製品のクオリティが充実していることに加え、フィルター回収・解体・焼成・タングステン取り出しにいたるまでのプロセスを、ワンストップで対応してくれるサポート体制にも満足しています。
加工液中のスラッジをしっかりと除去することで、加工精度アップだけでなく加工機のロングライフ化も実現したいという思いがありました。 とはいえ、セラミックや超硬合金などの超微細加工業界においては、加工液のろ過精度を向上すべく注力している工場が少ないという現実にも直面していたのです。
そんなときに出会ったのが、サンメンテナンスの製品です。スラッジの徹底的な除去ができ、しかも加工機にダメージを与えないという充実のクオリティを知り、求めていた製品に出会うことができたと感じました。
電話・FAX・公式HP内のフォームなどから問い合わせをすることができます。問い合わせをすると、後日、担当者によるヒアリングが行われます。そして、社内ろ過テストなどに満足した場合には、現地視察の上、それぞれのお客さんのニーズに合うパターンの提案や見積もりなどを受ける流れになります。製品納品後も定期的なフォローを受けられる点も特徴です。
顧客の加工製品やスラッジの状況に合わせて、セミオーダータイプで提案しています。用途に合わせて、様々な装置を組み合わせて導入することも。
顧客の声に耳を傾け「こんな製品があったらいいのにな…」というアイデアを形にすることで、独創的な製品やサービスを生み出しています。
「装置をわざわざ導入するほどたくさんの作動油を使うわけでもなく、また、ろ過も不定期でいい」といったようなニーズをもつお客さんを対象に、出張サービスも展開しています。廃油や廃液をキレイにする必要があるタイミングに連絡し、気軽に利用できるのが特長です。いわばクーラントろ過装置におけるハウスクリーニングのようなサービスであるといえます。
コンパクトサイズのろ過装置を利用するので、スムーズにリクエストに対応できるという強みもあります。作業もそれほど大掛かりなものではありません。
本社所在地 | 2-103 Torisumi, Midori-ku, Nagoya, Aichi, Japan |
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Phone number | 052-624-8481 |
Official HP | https://www.smk-web.co.jp/ |
機器から発生するスラッジを、ろ過する装置をクーラントろ過装置といいます。使用用途に応じて様々な製品があるので、『目的にあったクーラントろ過装置か』『スラッジの特性にあった装置か』を見極めましょう。