[linguise]
研削加工の課題を解決できる
What is a coolant filtration device?
ジェイピーシーは、自動車産業を中心に、ものづくりを支える機械や装置をつくっています。ここでは、そんなジェイピーシーのクーラントろ過装置に注目し、その性能や特徴をご紹介します。
切粉の搬送や処理を行いながら、クーラント液の連続ろ過ができる装置です。ろ過作業の中断がないのでコストパフォーマンスが良く、省エネ性能に優れています。ろ過制度や切粉の形状に合わせてフィルターエレメントを選び、幅広い対応が可能。必要な容量に合わせて自由な設計が可能です。
また磁性体の切粉をろ過したい場合は、マグネットプレートを組み込むことも可能です。
ろ過精度 | 50~70µm |
---|---|
処理流量 | 27,000リットル/分 |
対応油種 | 水溶性クーラント |
切粉材質 | アルミ、鉄系、非鉄金属、その他 |
サイズ | No information was found on the official website. |
こちらはマグネット式のクーラントろ過装置。コンベアの底にマグネットを配置し、そこに切粉を吸着させて搬送・ろ過するシステムとなっています。マグネット式なので磁性体専用のクーラントろ過装置となります。
フィルター部分がマグネットなので、フィルターのメンテナンスは不要です。これも同様に必要な容量に合わせて自由な設計ができ、ラインに組み込みやすくなっています。
ろ過精度 | 100µm |
---|---|
処理流量 | 8,000リットル/分 |
対応油種 | 水溶性クーラント |
切粉材質 | 鉄系 |
サイズ | No information was found on the official website. |
メッシュカゴを使って簡易的にろ過するための装置です。コンパクトな設計が可能で、省スペース性に優れていることが大きな特徴です。またメッシュのサイズを選ぶことでろ過精度も調節が可能。柔軟な設計を可能にする製品です。
この製品には自動搬送部がないため、低価格での製造が可能。高額な予算をかけなくても、水溶性クーラントのろ過ができることに注目すべきでしょう。
ろ過精度 | メッシュサイズによる |
---|---|
処理流量 | 300リットル/分 |
対応油種 | 水溶性クーラント |
切粉材質 | アルミ、鉄系、非鉄金属、その他 |
サイズ | No information was found on the official website. |
最後に紹介するのは、研削機などのスラッジのろ過に使われるRMT。円形のタンクを採用し、タンクの底には精密浄化装置を設置してあります。ダーティゾーンの浮上スラッジを回収してくれる機能がついているほか、またスラッジ排出機能を追加することも可能です。
廃液が出ないため、環境保全やランニングコストの削減にも貢献する商品。研削屑や磁性体のろ過に適しています。
ろ過精度 | 20μm |
---|---|
処理流量 | 200,300,400リットル/分 |
対応油種 | 水溶性クーラント |
切粉材質 | 研削屑、その他磁性体 |
サイズ | No information was found on the official website. |
クーラントろ過装置をはひとことで言うものの、ここまでご紹介してきたようにさまざまなバリエーションがあります。ろ過の方式や処理量、フィルターの処理などに違いがありますが、大切なのは自社の課題にあった製品を選ぶことです。このサイトでは、課題別におすすめ製品をご紹介しています。ぜひクーラントろ過装置選びの参考にしてみてください。
No information was found on the official website.
ジェイピーシーは、愛知県豊田市に拠点を置く会社。トヨタなどの自動車会社との取引があり、40年以上にわたって製造業に欠かせない機械や装置を開発・製造してきました。その中でもろ過装置は代表的な製品となっています。
工業分野で培ったものづくりの技術とノウハウを活かし、エレクトロニクスや食品、医療などの分野にも積極的に取り組んでいる会社です。
本社所在地 | 53 Yayoi, Ryujin-cho, Toyota City, Aichi Prefecture, Japan |
---|---|
Phone number | 0565-27-2112 |
Official HP | https://www.kk-jpc.co.jp/ |
機器から発生するスラッジを、ろ過する装置をクーラントろ過装置といいます。使用用途に応じて様々な製品があるので、『目的にあったクーラントろ過装置か』『スラッジの特性にあった装置か』を見極めましょう。